| 愛しのオールドローズをプリザーブドフラワーに♪大作戦!
その2 |
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| さて、前ページで一応雰囲気が残ればいいという結論に達した訳ですが、事はそう簡単に運びませんで
した。6月の庭で咲いたオールドローズ達をせっせとをA液に浸けた私は、その後、チマチマとB液に浸けて出来上が りを今か今かと待ちわびていたのですが、そこで、重大な発見をしてしまったのです。バックグラウンドミュージ ックはベートベンの運命がよろしかろうと存じます。 ジャ・ジャ・ジャ・ジャ~~~~ン!!! (PCのメモリー不足のためテキスト形式でBGMをお届けいたしておりますご無礼をお許し下さいませ。) 最初のバラを浮き浮きとB液の中から取り出した私は絶句してしまいました。 ああ、愛しのカーディナル・リシュリュー卿がへにょへにょしておられるではありませんか!! え?なぜ?なぜなのぉぉぉぉぉぉ〜〜〜!!と叫べども、へにょへにょ。そうだわ、きっと液が古かったのよ!!と浸け直してもへにょへにょ、くにょくにょ。 ちなみにこの部分のBGMは、宮崎駿監督の最新作ぽにょのテーマソングがよろしかろうと存じます。 ヘ〜〜にょ♪へにょへにょ♪ヘ〜〜にょ♪へにょへにょ♪ なぜなのでしょう?ローテローゼやドロレスではしっかりと形が残ったのに?ん?ローテもドロレスも 現代バラです。そして、愛しのカーディナル・リシュリュー卿はオールドローズ・・・。実は、そこにへにょの 秘密がありました。花びらの厚さがまるで違うのです。ガガ〜〜ン!! 人類は、決して無駄に歴史を重ねていませんね。今日、私どもが享受している現代バラは、花びらを丈夫にしたいと いう先人の希いと努力の結晶なのだという事がたいへんよくわかりました。 それでは、お庭のオールドローズをプリザーブドフラワーに♪大作戦は、これで終了なのでしょうか? あ〜きらめました♪あなた〜〜のことは♪ いえいえ!BGMを歌っている場合ではありません。きっと何か方法があるはずです。 という訳で、以下の3パターンを試してみることにいたしました。 1、オールドの中でも現代バラに近いハイブリッドパーチュリアルなどの品種を使う。 2、イングリッシュローズのクォーターカップ咲きの品種を使う。 3、もっと妥協して、トゥールズ・ロートレックなどのオールドっぽい品種を使う。 と、ここへ至って、かのアモローサが、カブキというオールドっぽい現代バラを自社農場で育てている理由が、やっとわかりました。 1、我が家に咲くバラでは、ジャック・カルティエが、比較的形がくずれにくうございました。 2、イングリッシュ・ローズも色々試してみましたが、どうも中身がギッシリ詰まっているピルグリムのようなタイプかグラハム・トー マスのようにひらひら咲くタイプか、どちらかがいいようでした。 3、オールドっぽいバラは片っ端から試してみました。幾つかイケる品種を発見いたしました。 とはいえ・・・どれも今イチだったのです。特に白が出なくて出なくて困りました。 その一方で、染料も色々試してみました。プリザに使われているのは、だいたいが塩基性染料です。紙などを染めるための浸染 用の染料です。ただ、塩基性染料って色がイマイチなんです。と、形も今イチ、色も今イチという状態がしばらく続きました。 そして、ある時、プリザーブド作成液を変えた事によって、朗報がもたらされたのです。 これは、一液くんで染めたアルバ・マキシマです。 某社の作成液を使っている時には、得られなかった白です。 では、いったいどこが違うのでしょう?一液くんの液の方が薄くてサラサラしている感じです。 グリセリン分が少ないというか・・・なのです。 そして、これが、オールドローズの加工には願っても無い好条件だったのですね。 オールドローズは花びらが薄い→従って、比重の低い作成液の方がいい結果をもたらす・・・という事のようでした。 沢山あったアルバ・マキシマの在庫もついに2〜3個・・・という段階になってもたらされた朗報です。 これで、また来年の春を待ちます。ついに「オールドローズをプリザーブドフラワーに♪大作戦」は、2年越しのプ ロジェクトとなりました。では、また来年、このページでお会いいたしましょう!! |