| その12 不可視ファイル
バラノートをつらつらと眺めていて愕然とした。消えたバラの多さにである。100種近くあったう
ちの三分の一は消滅しているではないか。ガガ〜〜ン!
これは一体なに?どーいうこと?
思い当たる原因を以下の5つに分類してみた。
1、寒さに弱い品種を植えていた。
2、手入れが悪い。
3、病気や虫害
4、台木に問題がある。
5、植えた場所が悪い。
1、寒さに弱い品種を植えた。
これはある。我が家ではミニチュアとティー系が育たない。生き残っているものあるが、極めて育ちにくい。つま
り生存率がかなり低いのである。ティー系の花は好きだけど、どうやら諦めた方が良さそうですね・・・。
2、手入れが悪い。
はい。その通りです。かなりの放任栽培です。従って雑草のようにたくましいバラでないと我が家で
は生き残れません。悲しいけれど、これがゲンジツです。
3、病気や虫害
虫害は多いですが、商品になるようなバラを育てている訳ではないので、そんなに気にはしていませ
ん。病気だったのかな?というバラもありましたが、これもあまり気にしておりません。いえ、本当
は虫に関してはかなりムカついてますが(・・;)。が、この件に関しては想定内のリスクだと思うよう
一生懸命努力しております。
5、植えた場所が悪い。
なんと言っても、これが一番大きな問題でした。家を蔓薔薇で覆うという概念(モーソー?)に取り
付かれた私は、北側のまったくといっていいほど陽のあたらない場所にもガンガン植えていたので
す。
だって、カタログにはこう書かれているのですもの。
「寒冷な気候を好み、日照不足にも耐える強健種」
ああ、なんて素敵なお言葉なんでしょう!
が、信じてはいけなかったのです。なぜならそこには不可視ファイルが存在していたのです。「温暖な土地では」という前置きの書かれた不可視ファイルが・・・。
原村の我が家の北側は、冬中氷が解けません。いわばツンドラ状態です。カタログの編者の脳内に、そんなハードボイルドな「北側」は設定されていないでしょう。編者が思い描いているのは、あくまで「温暖な土地の」北側なのです。
あったり前じゃん!!
でも、その不可視ファイルに気付くのに2年かかり、十数本のバラを失った人がいます。も
う誰だかおわかりですね?
はい、私です(笑)。
ってもう自嘲するしか無いでしょう?こうなったら・・・。

3m以上あった枝が枯れ、地上15センチに縮小したスベニール・ド・ラ・マルメゾン・・・。
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