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庭について庭で考えたこと2008

VOL,2

BISEガーデン大賞に応募いたしました。我が家の庭を振り返るとてもいい機会になりました。

折角まとめましたので、ので、原稿を掲載しておきます。なくしちゃうといけないので。

           『大きな庭』部門 

            森+池+モナルダ=メドウorガーデン
                       ☆コンセプト☆

          バラやハーブなどの栽培植物及び自生植物が共存共栄する庭

             (別名 多少草取りをサボっても目立たない庭)

1、姫コブシ
長い冬が終わり、コブシの花が咲くと庭仕事のスイッチが入ります。名付けてスイッチングツリー、ではなくシンボルツリーです。後方に池が見えています。つまり、この庭、別名を「湿地帯」とも称する場所なのです。

2、入り口付近
敷地の入り口付近から撮った写真です。高い森の木々に囲まれて、小さな家とやや不釣り合いに大きなアーチがあります。アーチをくぐると、湿地帯のようなメドウorガーデンと谷地池がその奥にあります。

3、エントランスのトレリス
野葡萄と唐花草、それに草藤の絡まるトレリスです。どの植物も好きな自生種です。トレリスは、又の名を回転式ハンガーラックとも申しますが、現在までのところ、見破られた方は皆無です。工房公開(夏季限定)をしておりますので、一応看板をかけてあります。

4、ハニーサックルのトレリス
ガスボンベの目隠し用にと、組み立て式のトレリスを設置いたしましたが、ツルが上へ伸びる時期に放置しておいたため、本来の目的を果たしておりません。よく見るとガスボンベが・・・。切るべきか切らざるべきか・・・ハムレットのごとく悩んでおります。

5、ベルガモット(モナルダ)
このウッドチェアーが、我が家にやって来てから15年になります。もうすっかり庭の景色にとけ込んでしまいました。我が家の夏は、いつも、この椅子を取り囲むように咲く赤い松明(ベルガモット 和名たいまつ草)と共に始まります。

6、MEADOW or GARDEN?
ベルガモットは、湿地がお好みらしいので、結局全色を取り揃えてしまいました。赤、ワイン、ピンク、白が定番です。ところが、ここ2〜3年、ミツバチのいたずらでしょうか?薄紫や白×ピンクなどの突然変異種まで登場し、花色のバリエーションは、年を経るごとに豊富になりつつあります。

7、フォーカルスポット1
「野焼き」が好きで、時々庭で「火遊び」をいたします。この寄せ植えのオブジェは、庭で焚き火をして作りました。本当はろうそく入れなのですが、下の台が割れてしまいましたので、オブジェとみなし、その周りにユキノシタなどの山野草を植えてみました。

8、フォーカルスポット2
信じられないかもしれませんが、今から約一万三千年前、縄文時代の八ヶ岳周辺は、日本有数の人口密集地帯でした。ならば、先人に倣って土器を焼こうではないか!と発奮して作った縄文風ポットです。デザインは、縄文土器の模倣です。春楡を植えて盆栽風に仕立ててあります。

9、フォーカルスポット3
季節ごとに、玄関付近のデコレーションを模様替えいたします。今年は、おしゃれな寄せ植えを作りたいと思い、ハンギングバスケットにホクシア、白妙菊、アイビーを植え込みましたが、案外平凡でした。むしろ彩りに置いたおもちゃかぼちゃの方が、我が家には似合っているかもしれません。


10、ワイルドフラワー
草藤、風露草、ママコノシリヌグイ(いつ書いてもイヤな名前ですが・・・。)露草、ヒメジョオオンなど。いわゆる雑草ですが、私は、こういうワイルドフラワーの咲いている姿がとても好きです。そして(大げさかもしれませんが)こういう光景を目にした時、私は、ウィリアム・モリスその人に!庭で遭遇したような・・・何とも表現し難い幸福な心持ちになるのです。




       『花と緑のある暮らし』部門
           揺りかごとしての庭
         ーTHE PLEASURE FROM MY GARDENー

                   ☆コンセプト☆
「揺りかごとしての庭が育んだ生活」という実用的実践集のレジメです。私は、数えきれないほどの喜びを庭から受け取ってまいりました。一番の喜びは、庭と仕事がハーモニーを奏ではじめた事かもしれません。そういう意味に於いて、これは、庭(土地)に対する感謝の記録でもあります。



1、ROSES
オールドローズやイングリッシュローズが好きで植えております。6月のバラを木鉢に浮かべて写真を撮りました。写っているのは、アルバ・マキシマ、カーディナル・リシュリュー、ジャック・カルティエなど。

2、FOODS
夏の庭は、多くの新鮮な食物をもたらしてくれます。写真は、ズッキーニの肉詰めと、庭にはびこっているワイルドストロベリーのジャムを使った苺のタルトです。

3、SMOKED MEET
庭の片隅にあるスモーカーで、時々ベーコンや鶏肉、豚肉をスモークいたします。既製品とは一味も二味も違うものがいただけるのは、庭ならではの楽しみですね。生い茂るハーブや枯れ葉の有効な利用方法でもあります。


4、THOUSAND COLORES
草木染め歴23年になります。数えきれないほどの色を庭の草や木からいただいてきました。現在1000+α色。(化学染料と併用もあり)ですから、私にとっての「植物」は、単なる「草や木」ではなく、むしろ「コンパニオン」とでも呼ぶべき存在なのかもしれません。

5、WREATH
既成品のリースに庭で育てたお花やトウガラシ、自作のプリザーブドフラワーを足して作りました。その下に写っているのは、子供用のアドベントカレンダーです。私どもは、いつもこんな風にクリスマスを迎えます。

6、猫ボックルSTORY
不思議な事に、我が家の庭に棲む庭小人は、なぜか猫の形をしております。また、猫ボックルは、お花の妖精でもあります。というように・・・時として、庭は物語を生む事もあるようです。

7、BOTANICAL CRAFTS1
庭で育てているミニバラ「リトル・ウッズ」で作ったアクセサリー(簪)です。プリザーブドフラワーに加工したものを、樹脂コーティングして制作しております。

8、BOTANICAL CRAFTS2
オールドローズの灯りです。大好きなオールドローズを春だけではなく一年中眺めたくて!作りました。

9、BOTANICAL CRAFTS3(PASSIFLORA)
時計草が大好きです。写真は、定住タイプの時計草とブローチになったモバイルタイプ(?)の時計草です。ボタニカル・クラフトは、「庭」という揺りかご無しには決して制作される事のなかったモノたちです。

10、醍醐味(PLEASURE)
ホームページに掲載している写真の中で、いいえ、今迄に撮った写真の中でのベストショットです。思わずハッと息を飲むような美しい瞬間に出会える場所、もしかしたら、それが「庭という場所」のもつ「醍醐味」なのかもしれません。


                     提出し終えての感想

実に楽しかったです♪私という人間にとって「庭」が重要なキーワードだったのだとよくわかりました。

なんだかジグソーパズルの最後のピースをはめ込んだような気持ちです。